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再会


昔の友人に思いがけなく会えた嬉しさは格別だ。

当時の思い出が瞬時に蘇る。

しかし当工房の場合は、人ではなく「楽器」との再会。

それは、ドイツの手回しオルガン、

「デライカ・ストリートオルガン」との再会だった。


見慣れた手書きの花模様。

かわいい取っ手のついた、大きな車輪の台車に乗って、

ステージの端っこに、

なんだかちょっと、はにかんだ様子で、その子は、いた。



181113_1702~01



ヨーロッパには多くの手回しオルガン製作社があるので、

そばへ行ってみるまで、それが「デライカ」だという確証はなかった。

30年近く前バブルの頃、当社はデライカ・ストリートオルガンの

販売・レンタルをしていた。

清里・萌木の村、りんどう湖ファミリー牧場、イベント会社などに

多数販売した。

が、バブルの終焉とともに、自然と取引が無くなった。



それが、20年以上も経って、こうやって再会できたとは。

河口湖オルゴールの森美術館。

うちから販売した子ではないけれど、巡り巡って、

ドイツからはるばる 

この地に来た。



よく見ると、真ん中のすごく大きくて、 たくさんパイプが並んで、

色々な音の出る仕掛けのある、おじさん おばさん達に比べると、

デライカ君はホントにとても小さい。

けれど、なかなかどうして、堂々としている。


181113_1700~01


こんなに小さくても、ものすごく大きな音が出る。

とても楽しい、踊りたくなるような音楽。



聞きたい人は、ぜひ当工房へ!!






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いにしえの音



当工房所有の明治時代のアップライトピアノ、「オットー」を見に、以前当店を訪ねてこられた、一橋大学言語社会研究科教授の小岩信治先生が、如水会館で9月末に開放講座を開かれた。
小岩先生と、芸大古楽科講師でピアニストの小倉貴久子さんによる、「一橋大学開放講座」、題して「ピアノの歴史」。

1795年製の復元楽器、ウィーンのアントン・ヴァルターのフォルテピアノと、これもまたウィーンの1845年製・ヨハン・バプティスト・シュトライヒャーのロマン派時代のピアノ、そして1923年製のドイツ製ベヒシュタイン、3台による楽器の生演奏と、ピアノの歴史講座。

楽器製作者の系譜、ピアノのアクション構造、それぞれの時代のピアノの工夫などの講義を聞きながら、尚且つ、その時代の音楽家の作品の生演奏を、実際に使用されたであろうピアノで聞く事ができる、なんとも贅沢な時間だった。


  ● アントン・ヴァルター

180925_2010~02 - コピー

モーツァルト時代の軽やかな音。 しかし、この軽やかなコロコロした音を、現代のピアノで出すのは難しい。。。


  ● シュトライヒャー

mini_180925_2010.jpg

実に香り高き音。それぞれの声部の独立性は素晴らしく、伸びのあるつややかな音は、「ロマンの香り漂う」、という表現がぴったりだ。 当時の作曲家たちは、この夢のような響きに、さぞかし想像力をかきたてられたことだろう。 小倉貴久子さんのシューマンは素晴らしかった。


そして、ベヒシュタイン。
現代の、というよりは、今から95年、約1世紀前に作られたピアノだから、やはりオールドだろう。
パワフルで鳴りが全く違う。演奏されたのは、ドビュッシーの喜びの島。華やかなラストは、まさに圧巻。


3台聴き比べると、楽器としての発展の歴史がわかる。
小岩信治先生のお話も、大変わかりやすく、実りの多い、濃い時間を過ごすことができた。

楽器とともに音楽も広がりを見せる。

シュトライヒャーのピアノを聞いた人たちは、本当に驚いたことだろう。
あのピアノは、うちにも1台欲しいものだ。


















「音の旅人」コンサート



10月6日(土)16時より、渋谷の l'atelier (ラトリエ)にて、塚本香央里さんのヴァイオリンコンサートが行われます。
ピアノは川元真里さんです。それに先立ち、14時からは、増本鈴音さんと増本響香さん姉妹による若きフレッシュなプレコンサートも行われます。


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蜜蜂と遠雷


恩田 陸 の、日本の、ある国際ピアノコンクールに参加する参加者たちと審査員たち、そしてコンクールを支える人たちのドラマ、「蜜蜂と遠雷」。



蜜蜂と遠雷



「本屋大賞」と「直木賞」、二つのタイトルを受賞した力作です。





チェンバロとバロックダンスコンサート


チェンバロと、バロックダンスの実演コンサート


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チェンバロは、田中薫さん他2名の方たち、そして藍原ゆきさんの ヴィオラ・ダ・ガンバ の共演により、会場は一挙にバロック時代へタイムスリップ。
ダンスは、バロックダンスの第一人者、村井頌子さんです。


とても貴重なコンサートです!












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